山本昌がレジェンド解説。100回大会の
マウンドで輝いた13人の好投手 (11ページ目)
昨年夏も甲子園のマウンドを踏んだ最速152キロ左腕・横浜の及川雅貴及川雅貴(横浜2年/182cm・74kg/左投左打)
知り合いの某球団編成担当者が「来年のナンバーワン」と言っていました。サウスポーで145キロが楽に出ますし、キレも十分。まとまりとバランスのよさを感じさせるフォームです。リリースする位置が高くないので、横に曲がる変化球と小さく変化する球種を磨いて勝負するのがいいでしょう。今はあえてストレートとスライダーの2つの球種に絞っているそうですが、いい試みだと思います。気がかりは、頭と手が離れる投げ方で制球がつきにくいということ。本人の投げやすさもありますが、ちょっと考えてみるといいでしょう。
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