高校野球の強豪校OBでプロ野球チームを組んでみた! 横浜高校編 (3ページ目)

  • text by Sportiva
  • 岡沢克郎、小内慎司●撮影 photo by Okazawa Katsuro,Kouchi Shinji


【サード】
侍ジャパンの4番といえば、この人しかない
筒香嘉智(DeNA)

 高校1年生で4番を打つ。ドラフト1位で横浜入り後は伸び悩み、トレード要員といわれたことも。しかし、中畑DeNAとなった後、2014年に打撃が本領発揮。そして、ラミレス政権の2016年に大ブレイクして、本塁打、打点の二冠を獲得。今や侍ジャパンの4番に成長した。現在はレフトを守るが、ここでは昔取った杵柄でサードを任せたい。

筒香嘉智はベイスターズがドラフトで一本釣りに成功筒香嘉智はベイスターズがドラフトで一本釣りに成功


【ショート】
一般入部からのし上がったベイの遊撃手
倉本寿彦(DeNA)

 地元(茅ヶ崎市)出身で、横浜高校では一般生徒として入部。これはスカウトされ"野球入学"するのが当たり前の強豪校ではレアなケースといえる。創価大、日本新薬を経てDeNA入りし、いきなり開幕スタメンデビュー。社会人時代の恩師・門田博光ばりの一本足打法だったが、現在はややコンパクトになっている。


【レフト】
首位打者2回、マシンガン打線の中軸を打つ
◆鈴木尚典(元横浜)

 横浜ベイスターズが38年ぶりのセ・リーグ優勝&日本一に輝いた1998年。マシンガン打線と呼ばれた強力な打撃陣にあって、3番打者として中軸を担っていたのが鈴木尚典だ。巧みなバットコントロールからヒットや二塁打を量産した。芸術的なバッティングに比べて、レフトの守備は弱肩でイマイチだったのはご愛敬。

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