ほのか「私が知っている壁じゃない!?」。プロのすご技に驚きを連発!! (2ページ目)

  • 津金壱郎●取材・文 text by Tsugane Ichiro
  • 佐野隆●写真 photo by Sano Takashi

 そんな彼女を連れて村井コーチが場所を移したのは、前傾斜角度のキツイ壁のあるエリア。『ハピ・スポ・タイム』のオープニングシーンの背後に建つ壁は『薄被り』で、それでも驚いていたほのかさんだったけれども、今回の壁は想像以上の傾斜角。

「わたしが知ってる壁じゃないです!!」

 村井コーチによれば、「前傾斜壁の傾斜角はジムによって異なっている」そうで、そうした壁につくられた課題の多くは、指先や前腕を使うものなんだとか。ただ、登り切るにはパワーだったり、足が壁から離れてしまう見た目の派手な動きがあったりして、「いかにもクライミングをしているという感覚が味わえて気持ちがいい」そうだ。

 ほのかさんも「さっそく挑戦!」したいところだったが、まずは村井コーチの手本を見ることに。彼女から驚きの声が次々に発せられ......。

「すごい! 急ですね~」

「サクサク登っていってる!」

「うわー! 腕の筋肉が!!」(村井コーチの前腕に立つ筋を見て)

「もうゴールですか? 速い! 速い! めちゃめちゃ速いですねー」

村井コーチによれば、傾斜角のキツイ前傾斜壁でも、「初めてボルダリングをする人には厳しいですが、何度か通っている初心者にはチャレンジしてほしいですね。壁の傾斜角はきついですが、難易度の優しいコースには持ちやすいホールドが付けられているので、まったく不可能というわけではありません。そういう課題で体のどの部位を使うのかを理解してもらえれば、その後の上達スピードも変わってくると思います」とのこと。

 その言葉を聞いたほのかさんは、

「村井さんのあの角度。あそこまで出来たら上級者ですね」

 やる気の炎をさらに強めていたほのかさんは、『ボルダリング編』が終わる頃には本当に4級クライマーになっているかもしれない!?


Profile
ほのか
1996年3月23日生まれ、神奈川県出身
「可愛すぎるビールの売り子」として芸能界デビュー
ネットを中心に話題となり、現在はバラエティ番組や
グラビアなどを中心に幅広く活躍中
◆公式Twitter  ◆公式Instagram

佐賀里幸伸●プロデューサー produced by Sagari yukinobu
田中健一朗●ディレクター directed by Tanaka Kenichiro
山崎実、柴田徹也●ムービー撮影 movie by Yamasaki Minoru, Shibata Tetsuya
株式会社ボーダーレス●制作
村井隆一●インスタラクター instructor
豊田 円●ヘアメイク hair&make-up by Toyoda Madoka
本多仁美●スタイリング styling by Honda Hitomi
APEXクライミングジム●撮影協力 shooting cooperation by APEX Cimbing Gym
ASICS●衣装協力

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