ほのか「ガバ・カチ・ピンチ」などホールドを学び、専門用語に混乱!?
ほのか連載:『ハピ・スポ・タイム』 第6回 ボルダリング編(6)
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今回の『ハピ・スポ・タイム』は、前回に引き続き、ほのかさんがボルダリング上達を目指すうえで知っておきたい基礎編として、『ホールドの握り方と足の置き方』をインストラクターの村井隆一さんに教えてもらった。
ほのかさんが引き続き、ボルダリングに挑戦
これまでの撮影では、ほのかさんがチャレンジした課題に使われていたホールドは、指の第3関節くらいまではガッチリと握り込めるものだった。
こうしたホールドは『ガバ』と呼ばれ、指先を深く引っ掛けて、しっかり握り込める。ネーミングの由来は『ガバッと持てるから』とも言われ、この持ち方を『ガバ持ち』、この持ち方のできるホールドを『ガバ・ホールド』と呼んだりする。
これは国内で通じるもので、海外では『ジャグ』と呼ばれる。
ただし、ボルダリングでは課題のグレードが上がっていくほど、ガバ以外のホールドが使われる。そのため、村井コーチいわく「どういう持ち方が適しているかを知ることも上達するには必要なポイント」なんだそうだ。
「持ち方が全然わからないホールドがあるんですよね。どうやったら持てるのか知りたいです」とほのかさん。
興味津々で村井コーチの解説に耳を傾ける。
ホールドの持ち方は、ガバ以外では主に次のようなものがある。
・カチ(クリンプ)
・スローパー
・ピンチ
このほかにも、『オープン(タンデュ)』などの持ち方もあるが、初心者が一度にすべてを覚えると混乱するので、今回は省略することに。
このなかで特徴的な指使いをする持ち方がクリンプ。国内ではカチと呼ばれることが多い持ち方で、取っかかりに指先しかかからない薄いホールドに、「親指以外の4指を揃えて置き、第2関節を曲げて指を立てるようにして握り込む」(村井コーチ)そうだ。
ただ、村井コーチによれば「女性は指が細くて体重も軽いため、指先を立てて握り込まなくても使えるケースもあるので、その場合は指先を引っ掛けるだけのオープンという持ち方でいいかも」とのこと。
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