流大、垣永真之介が新設のラグビー最強国決定戦『ネーションズチャンピオンシップ』を語りつくす 「W杯の決勝Tのような豪華カードが目白押し」「リーグワンでは体感したことのない圧を感じるはず」 (4ページ目)
――今大会にはリーグワンでもお馴染みの選手が数多くプレーする予定ですが、日本以外のチームで特に注目している選手はいますか。
垣永 個人的には、とんでもない走力と突破力があるベン・タメイフナというトンガの選手がめちゃくちゃ好きなんですが、トンガはネーションズカップ(ネーションズチャンピオンシップの下位大会)のほうなので、同じプロップのタイグ・ファーロング(アイルランド)に注目しています。現在強いチームはどこもタイトファイブのレベルがすごく高くて、その差がそのままチーム力の差になっていると感じるので、その視点でも見てみたいですね。
流 僕は一緒にプレーしたチェス(チェスリン・コルビ)です。彼は本当にスペシャルな選手で、間違いなく南アフリカのキープレーヤーだと思います。それと、リーグワンでプレーしていない選手ですが、イタリアのトンマーゾ・メノンチェッロに注目していますね。個人的に、彼は現在世界一のセンターだと思っていて、本当にバケモノ級の選手です。シックスネーションズでも最優秀選手(2024年)に選出されたこともありますし、ぜひ皆さんにも注目してもらいたい選手のひとりですね。
トンマーゾ・メノンチェッロ。2024年にシックスネーションズ史上最年少(21歳)で最優秀選手受賞者となった逸材 photo by Getty Images――初戦のイタリア戦がますます楽しみになってきました。これだけの強豪国と一流選手がひしめくネーションズチャンピオンシップで、日本は勝てそうですか。
流 厳しい戦いが続くでしょうね。そのなかで、本当は全部勝たなければいけないとは思いますが、まずはなんとか2勝はしてほしいです。どのチームも強豪であることに間違いはありませんが、特に最近低迷気味のウェールズにはしっかり勝ってほしいですね。こういった大会で勝利することは強化のうえでは起爆剤になるはずなので、どんなラグビーでもいいので、勝つという経験を積むことがいちばんだと思いますしね。
垣永 テストマッチでは、ミスしてはいけない時間帯、負けてはいけないスクラムなど、試合を大崩れさせないためのポイントというのがあって、そこさえクリアできれば、いい試合はできると思います。特にスクラムはマイボール100%というのは大事なので、そういった抑えておくべきポイントを感じ取ることも今後に向けて大事になるでしょうね。それと、おそらくこの大会ではリーグワンでは体感したことのない圧を感じるはずなので、1試合を通して、その圧に耐えられるようにならないと、日本代表が成長できないと思うので、その部分にも期待したいです。
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