「残念な結果」「自分は力不足」古性優作が高松宮記念杯競輪を制覇も、反省や危機感を口にした理由とは
GⅠ連覇を果たした古性優作 photo by Photoraidこの記事に関連する写真を見る
通算10度目のGⅠ制覇
古性優作(大阪・100期)があらためてその実力を示した。
6月16日(火)~21日(日)までの6日間、大阪の岸和田競輪場で開催された「高松宮記念杯競輪」で優勝を手にした古性は、5月の「日本選手権競輪」での涙の優勝に続き、GⅠ連覇を達成。これで同開催は3年ぶり3度目の優勝となり、通算10度目のGⅠ制覇となった。今年の優勝賞金もすでに2億円を超え、2位と1億円以上の差をつけるなど、その強さは他を圧倒している。
しかし今回の優勝後、喜びを表わすようなコメントはなく、その表情からは充実感はおろか危機感さえ感じられた。表彰式では「残念な結果」と話し、優勝記者会見でも「自分は力不足だった」と答えたほど、出てくる言葉は反省ばかりだった。
この高松宮記念杯競輪は今年3回目のGⅠ開催で、出場できるのは古性らトップ9のS級S班をはじめ、東日本地区54名、西日本地区54名の上位選手たち。この総勢108名が、東と西に分かれた一次予選から準決勝までを行ない、計9名が決勝を戦う仕組みだ。
毎年、梅雨時の開催となるため、これまで「雨の宮杯」と呼ばれてきたが、今開催では5日目の20日(土)のみ雨天となったものの、そのほかは天候に恵まれた。決勝は日曜日とあって家族連れも多く、スタンドは満席状態。立ち見エリアも人でごった返していた。
決勝進出選手が登壇し、意気込みを語るレース前イベントでも多くの人が詰めかけ、選手たちに向けてたくさんの声援が飛んだ。そんななかでひと際大きな歓声を集めたのが、地元・大阪で決勝まで勝ち進んだ古性。過去2度、同開催の優勝をこの岸和田で成し遂げたとあって、ファンの期待は高まっており、本人も「その期待に応えたい」と期するものがあった。
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