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日向坂46佐々木久美、現地の"熱"を届けた世界卓球での経験は「今の活動に生きています」4月からスポーツ番組MC就任で"伝える側"に (2ページ目)

  • 佐藤主祥●文 text by Kazuyoshi Sato

【放送用語や言葉のアクセントを勉強中!】

――ライブ以上の緊張感を持たれているとは意外でした。生放送だと、より大変な部分が多いのではありませんか?

 そうですね。これは基本的なことなんですけど、放送の終了時間が決まっているので、押してもダメだし、巻いても余ってしまう。なので、時間を把握しながら臨機応変に対応していかないといけないんですけど、私はまだ慣れていなくて......。

 現状として、池谷実悠アナウンサーや解説者の方にカバーしてもらっている分、今後は私がお助けする立場になれるように頑張らなきゃ、という感じです。けど、スタッフさん含めてみなさん本当に優しいので、すごく楽しくやらせてもらっています!

――視聴者にスポーツニュースを伝えていく上で意識されていることはありますか?

 ハキハキと滑舌よく、なおかつ低音でゆっくりとしゃべることを心がけています。緊張していることもそうですが、決められた時間の枠内で収めようと考えると、どうしても焦って早口になってしまうので。

 私が出演している放送回を録画して、あとで見返しながら「こうしたほうがいいな」と反省したり、池谷さんに読み方やイントネーションを教えていただいたりして、少しずつでも成長できるよう改善している最中です。

 たとえば、日本の読み方「ニホン」と「ニッポン」の言葉に応じての使い分けだったり、U-23日本代表の「アンダー」の音は上げるのか、それとも下げるのか。そういった放送用語や言葉のアクセントに関して、視聴者側の時はあまり気にしていなかったので、勉強する機会をいただけたことは嬉しいです。

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