日向坂46佐々木久美が憧れ続けた巨人・矢野謙次コーチへの取材実現に「最高の人生」夢はあの選手へのインタビュー
【日向坂46・佐々木久美さんインタビュー後編】
>>前編『日向坂46佐々木久美、現地の"熱"を届けた世界卓球での経験は「今の活動に生きています」4月からスポーツ番組MC就任で"伝える側"に』
今年4月からスタートした、テレビ東京の新スポーツ番組『スポーツ リアライブ~SPORTS Real&Live~』の土曜日MCを担当している日向坂46のキャプテン・佐々木久美さん。大の読売ジャイアンツ(巨人)ファンとしても知られ、2月には世界卓球の応援サポーターとして現地の"熱"を伝えるなど、スポーツ分野でも活躍の幅を広げている。
インタビュー後編では、共演しているプロ野球OB解説者や憧れの巨人・矢野謙次コーチとのエピソード、取材したいスポーツ、2カ月後に迫るパリ五輪などについて聞いた。
4月から放送開始した『スポーツ リアライブ~SPORTS Real&Live~』の土曜日MCを担当している日向坂46の佐々木久美さん Photo by Takahiro Idenoshitaこの記事に関連する写真を見る
【"解説者視点"で学んだ野球の楽しさ】
――スポーツリアライブでは、中畑清さんや里崎智也さん、五十嵐亮太さんら野球解説者の方々と共演されていますが、一プロ野球ファンとして一緒にお仕事をしているお気持ちはどうですか?
いやもう、テレビで見ていた人が隣にいるだけでも不思議な感じです。私、身長が168.5センチと日向坂46のメンバーのなかでは大きいほうなんですけど、解説者の方が横に並ぶとだいぶ小さく見えるんです。その状況自体が、ファンの方からすると不思議みたいで。ある意味、新たな一面を見せられているのかなと(笑)。
それにみなさん本当に優しいですし、「なんでも聞いていいよ」と言ってくださるので、その言葉に甘えてたくさん質問しちゃってます! 野球の話をすると、一聞いたら十返ってくるような方々ですから、いろんな知識を吸収できてすごく楽しいです! というか、純粋にご一緒できることが嬉しいです。
――毎週、違った解説者の話を聞くと学びの幅も広がるのではないですか?
そうですね。解説者の方によってひとつのことに対する視点が変わったりするので「あ、こういう見方があるんだ」という気づきや発見がありますし、それを参考に「じゃあここを見てみよう」とその選手や状況に対する見方の幅も広がります。もう、野球を見るのがどんどん楽しくなってきて「どうしよう!」みたいな感じになってます(笑)。
――そのなかでプロ野球の取材にも行かれているわけですよね。
はい、5月には番組を通じて神宮球場に取材に行かせていただいて、選手のみなさんにお会いすることができました。10年前、アイドルになる前から東京ドームに通って野球を観戦していた当時を思い返すと、信じられない状況です。あらためて、いますごいことを経験しているんだなという気持ちになります。
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