喧嘩もあったチームが結束。カワイイランキング上位のダンサーKotoriが振り返る成長の日々 (4ページ目)

  • text by Sportiva
  • 廣瀬久哉●撮影 photo by Hirose Hisaya

「ハッピー」な性格

――これまでで一番好きなラウンドはどれですか。

 昨シーズンのラウンド1ですね。ダンスをやっていて本当によかったと思って踊れたラウンドです。あれはみんなで作った、「Legitの持ち味はこれです」という自己紹介みたいな作品で、このメンバーで、このステージで、このダンスを踊れてるという幸せがすごく大きかったです。

――セカンドシーズンで一番好きなラウンドはどれですか。

 これもラウンド1かな。TAKUMIが作ってくれた作品です。TAKUMIは同い年でたくさん相談し合える仲なんですけど、彼へのリスペクトはすごくあります。その作品に携われたことが、すごくうれしかったです。
セカンドシーズンのラウンド1。TAKUMIが作り上げた「勇敢」をテーマにした作品  ©D.LEAGUE21-22セカンドシーズンのラウンド1。TAKUMIが作り上げた「勇敢」をテーマにした作品  ©D.LEAGUE21-22この記事に関連する写真を見る

――自分の性格をどう分析していますか。

 とにかくハッピーです。平和が大好きで喧嘩もまったくしない。でも芯が通っていない人や、言っていることと行動が違う人がいると、厳しく言うこともあります。みんなからは和ませ役と言われたり、おっとりしてるとも言われたりします。「ペット」や「犬」っぽいと言われることもありますね。

――Kotoriさんの将来の夢はなんですか。

 自分は出身が富山で、人口も少ないし、東京に比べるとダンスが盛んではなかったので、仲間が少なくてダンスを辞めてしまうような状況もありました。それがすごく寂しかったので、まずは富山県でダンスをもっと盛り上げたいですし、富山県以外でもダンスがやりづらい環境をなくしていきたいなと思っています。

 そしてダンサーをもっと増やすとともに、かっこいいダンスができる人もどんどん増やしていきたいなというのが、自分の夢ですね。

【Profile】
Kotori
2001年1月31日生まれ、富山県出身。5歳からダンスを始め、12歳の時に出場したダンスバトル大会「DANCE@LIVE」北海道予選で準優勝。その後も県外での大会に出場し、数々の入賞を重ねる。18歳で上京し、同世代の仲間たちとDリーグに挑戦する

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