喧嘩もあったチームが結束。カワイイランキング上位のダンサーKotoriが振り返る成長の日々 (2ページ目)

  • text by Sportiva
  • 廣瀬久哉●撮影 photo by Hirose Hisaya

――12歳の時にダンサーとして自覚したということですが、どんな理由からですか。

 チームメイト(Legit)の地獄くんの動画をYouTubeで見て、ダンスバトルってかっこいいなと思って、そこからすごくバトルで輝きたいと思うようになりました。それがきっかけで、(富山)県外にたくさん挑戦するようになりました。そして北海道の大会で、小学6年生の時に準優勝して、そこからはバトル漬けでした。ダンスが大好きな気持ちが止まらなくて、もっともっと深くダンスを知りたいし、ダンサーと知り合いたいと思うようになりました。

富山から東京へ

――HIPHOP、WAACK、SOULが得意分野ということですが、やはりHIPHOPから一番影響を受けたのでしょうか。

 そうですね。始めて習ったのがHIPHOPで、そこからHIPHOPが大好きです。踊るのも好きなんですけど、HIPHOPの文化も好きですね。SOULやWAACKを習ったことはないんですが、自己流でやってみたら、WAACK分野でも入賞することがありました。HIPHOPも含め、まだ知らないこともたくさんあるんですけど、知れば知るほど好きになります。
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――高校卒業後に上京しましたが、どのような活動をしていましたか。

 Dリーグのために東京に来たわけではなくて、ダンスでもっと自分の名を知ってもらいたいと思って上京しました。小さな規模のバトルにも出場して優勝して、というのを繰り返していて、レッスンの講師もしていました。

 今のチーム(Legit)のTAKUMIとSORAは上京してから仲よくしてもらっています。上京するとやっぱり悩むこともあるので、ふたりに相談しながらダンスを頑張っていました。

――CyberAgent Legitに入ったきっかけを教えてください。

 TAKUMIから電話がかかってきて、「一緒にやりたい」とお話をいただきました。SORAもいると聞いたので、「そのふたりの仲間がいるなら、絶対やるよ」という感じで決めました。Dリーグ自体に興味がわいたのも理由のひとつです。
セカンドシーズンのCyberAgent LegitのメンバーたちセカンドシーズンのCyberAgent Legitのメンバーたちこの記事に関連する写真を見る

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