ロシア、中国の次をウクライナに奪われた。
シンクロ日本に厳しい現実 (4ページ目)
東京五輪へ向けての第一歩となる大会で日本チームは、テクニカルルーティーンかフリーのどちらかではメダルを獲るということを目標にしていたが、もうひとつ大きな目標として狙っていたのは、井村コーチが「メダルというより色」と話していた、ロシアが出場しないフリーコンビネーションでの金メダル獲得だった。フリーコンビネーションは五輪にはない種目だが、今季ルーティーンを一新した『マーメイド』は、それを実現できるまでになったという自負もあったからだ。しかし、22日に行なわれた決勝では、中国、ウクライナに次ぐ3位で銅メダル。ここでも、上位国の壁を破ることはできなかった。
日本は9種目で銅メダル2は獲得したものの、力を出し切れなかった印象が残り、東京五輪に向けて課題を見つける大会となった。
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