陸上女子400mで躍進中の21歳、青木アリエの意外な素顔「のんびり自分のペースでできる冬期練習が一番好き(笑)」 (3ページ目)
【怒涛の記録更新】
2年生にあがると、私生活の環境も変化した。
「2年生になってひとり暮らしを始めたら、すべてが自分のタイミングでできるようになりました。ただ、どちらかと言うと陸上が良くなって私生活も良くなった感じでした。2年に上がる直前の冬期で、関東インカレで1位と2位になった卒業してしまう先輩たちを目標にして練習をしていたら少しずつ足が速くなってきて、そのあとにひとり暮らしが始まり、さらに調子を上げた感じです。
4月の関東インカレに向けての学内選考会で、高2の自己ベストを更新する54秒77を出せたことで、400mをもう一度試してみようという気持ちになれました。その時は努力をした結果、記録を出せたので、高校の時の記録が出ちゃった感じとは少し重みが違いました」
大学最後のシーズンも自分らしく走ると語った青木アリエ photo by Naozumi Tatematsuこの記事に関連する写真を見る そこからは関東インカレや日本インカレでタイトルを取って自信をつけると、冬期練習でも好きだというウエイトトレーニングに取り組んで筋力もアップさせた。それが、3年生で出場した2025年5月の静岡国際の51秒71につながった。
記録を出した直後に帰化が完了したが、申請は1年前から行なっていたという。このタイミングだった理由はこう語る。
「5歳年上の姉が大学生の時に帰化をして、私もペルーに戻る予定もないので、ずっと日本にいるなら帰化したほうがいいと高校の頃から考えていました。ペルーから出生届を送ってもらい、それを日本語に翻訳したものを提出しに行かないといけないので、姉と一緒にまとめてやれば楽なのはわかっていたのですが、高校は寮生活だったので、毎回浜松に通うのが難しくて後回しにしていました。
それでやっと2024年の5月に双子の兄と一緒に帰化申請をして、1年後の6月に通りました。ペルーと日本のハーフだった父側の苗字が青木だったので、その名字を使うことにしました」
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