箱根で駒沢大が三冠達成か、青学大の連覇か。「駅伝に詳しすぎるアイドル」 元・NGT48西村菜那子が優勝争いを大胆予想

  • 酒井政人●文 text by Sakai Masato
  • 長田慶●撮影 photo by Osada Kei

【駒大は2位予想。2強に割って入るのは?】

 駅伝三冠を狙う駒大はどうなのか。西村さんは往路オーダーを、1区・篠原倖太朗(2年)、2区・田澤廉(4年)、3区・佐藤圭汰(1年)、4区・山野力(4年)、5区・金子伊吹(3年)と予想している。

「田澤選手は3年時の出雲から日本人選手には負けていないですし、最後の箱根も負けないと思います。一方で、1年生の佐藤選手と山川拓馬選手はハーフマラソンに出たことがないんですよ。出雲と全日本はすごかったですけど、箱根では1年生の区間で不安な部分が出てくるかもしれません。たとえ往路は駒大がトップだとしても、青学大は2分差以内につけていれば、復路で逆転できるんじゃないでしょうか」

 青学大と駒大の対決に割って入ると見ているのが國學院大だ。出雲と全日本で準優勝。いずれもアンカー勝負で2位争いを制している。

「出雲と全日本は駒大が前半区間から独走しているので、例年以上にどの大学も前半区間に主力を投入してくるはず。そのなかで國學院大は"4本柱"をフル活用するんじゃないかと思っています。なかでも『伊地知賢造選手(3年)が5区に入るのでは』という噂を耳にするので、彼が山を走ったらどうなるのか楽しみです。往路は國學院大を2位に予想しています」

 國學院大は出雲4区で区間賞を獲得した中西大翔(4年)、出雲と全日本でアンカーを務めた伊地知、学生ハーフ王者の平林清澄(2年)、前回3区を5位と好走した山本歩夢(2年)が"4本柱"と呼ばれている。全日本5区で区間賞を獲得したルーキー青木瑠郁は1区を希望しているため、その5人を往路につぎこむことになれば面白い。

 西村さんは4~6位に順天堂大、創価大、中央大を予想している。この3校も展開次第ではトップ争いに加わる可能性が十分にあるだろう。

「順大は前回の準優勝校。伊豫田達弥選手、西澤侑真選手ら強い4年生がいるので、今回はチャンスの年だと思います。その4年生のなかでも四釜峻佑選手に注目しています。四釜選手と國學院大の伊地知選手は安定感が抜群で、同じ区間になることが多い。四釜選手は前回5区(区間5位)を走っているので、今回は往路のアンカーとして競り合うかもしれません。また、今の順大は三浦龍司選手(3年)に頼る感じがないのもいいなと思っています。三浦選手は3区を走ってほしいですね」

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