検索

【ミラノ五輪】スマイルジャパン、ドイツに不覚 ゴールの輪島夢叶「負けは負けで切り替えて」 (3ページ目)

  • 小宮良之●文 text by Yoshiyuki Komiya

「(第2ピリオドの)2点以外にも3ピリ(第3ピリオド)はめちゃくちゃスコアリングチャンスもあって、それを決めきれていたら......。この戦いを最初からできるようにしたいですね。負けは負けで切り替えて、明日は休んで、いい状態で(2月9日の)イタリア戦を迎えられるようにしたいです」

 イタリアも屈強な選手が揃っている。ホームの声援に後押しされて審判の笛も味方につけるかもしれない。ほぼアウェーになるだろう。厳しい一戦だが、オリンピックでメダルを取るとは、そうした敵を倒すことだ。

「自分は背もないので、そこでスティックを出されると、なかなか突破できません。だから間合いを見つけ、スピードに乗れるか、試合のなかで感覚はつかんでいくしかないと思っています。(スピードを生かすスペースを作るため)一度下がってスピードに乗るとか、(敵の懐を)潜っていけるように......」

 小柄(身長156cm)な輪島が、"牛若丸と弁慶"の如く巨人を機動力で翻弄できたら......スマイルジャパンの笑顔が咲き誇るはずだ。

著者プロフィール

  • 小宮良之

    小宮良之 (こみやよしゆき)

    スポーツライター。1972年生まれ、横浜出身。大学卒業後にバルセロナに渡り、スポーツライターに。語学力を駆使して五輪、W杯を現地取材後、06年に帰国。著書は20冊以上で『導かれし者』(角川文庫)、『アンチ・ドロップアウト』(集英社)など。『ラストシュート 絆を忘れない』(角川文庫)で小説家デビューし、2020年12月には『氷上のフェニックス』(角川文庫)を刊行。パリ五輪ではバレーボールを中心に取材。

3 / 3

キーワード

このページのトップに戻る