時東ぁみ、来年で20年目の芸能生活を語る「デビュー時は『地獄が始まる』と思ってなかった(笑)」
「元祖メガネっ子アイドル」時東ぁみさん・インタビュー後編
◆時東ぁみさん・前編>>「肌が白い参加者は私だけ」「白だしで体脂肪を落とした」
時東ぁみさんがフィットネスの世界に足を踏み入れたきっかけは、不妊治療の一環だったという。そして無事に子どもを授かったあとも2カ月後にはトレーニングを再開し、その10カ月後には大会に出場。初挑戦でいきなり5位入賞を果たし、出産で悩みを抱える女性たちに勇気と希望を与えた。
そのパワフルな行動力は、芸能界で10代から鍛え上げられた賜物(たまもの)だという。「忙しすぎて記憶がない」くらい働きまくっていた当時の話も聞いてみた。
◆「元祖メガネっ子アイドル」時東ぁみさん・大会&私服&フィットネス写真(46枚)>>
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photo by TOBIこの記事に関連する写真を見る── 時東さんは、2022年に出産を経験されましたが、トレーニングを始めたのはそのあとからですか?
「いえ、違います。2016年に結婚をしたんですけど、なかなか子どもができなくて、2年ぐらい不妊治療をしていたんです。やっぱり(妊娠には)体質の改善も必要だということで、トレーニングをしようと思いました。
そんな時、トレーナー界のレジェンドである山本義徳さんのYouTubeにゲスト出演させていただいて、それがご縁でトレーニングをスタートしたんです。2019年6月ぐらいですね。まったくの初心者だった私を指導してくれた山本先生には本当に感謝しています」
── では、不妊治療の一環として始めたわけですね。
「そうですね。おかげで生理痛もなくなりましたし、トレーニングの効果はあったのかなって。それまでは普通に健康だったので『やる意味はあるのかな?』と思っていたのですが、身体を整えるという意味でも、やってよかったなって思っています。実際、子宝にも恵まれましたし、出産の際も安産でしたからね」
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著者プロフィール
石塚 隆 (いしづか・たかし)
フリーランスライター。1972年生まれ。神奈川県川崎市出身、現在は鎌倉在住。『Sportiva』をはじめ『Number』『週刊ベースボール』『集英社オンライン』『週刊プレイボーイ』など、スポーツを中心に、政治、経済、サブカルチャーなど多岐にわたるジャンルで寄稿している。趣味はサーフィン、トレイルランニング