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鈴木夕湖が目指す「やらかさない私」。ロコ・ソラーレが勝つために必要なこと

  • 竹田聡一郎●取材・構成 text by Takeda Soichiro
  • 藤巻 剛●撮影 photo by Fujimaki Goh

ロコ・ソラーレ
鈴木夕湖インタビュー(前編)

(藤沢五月インタビュー>>)

ロコ・ソラーレのセカンドを務める鈴木夕湖。銅メダルを獲得した2018年平昌五輪を振り返ってもらいつつ、新たに芽生えた目標などについても話を聞いた――。

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――昨年から新型コロナウイルス感染拡大の影響で、大変な状況にあります。昨春からのオフの間、自粛期間中はどのように過ごされていましたか。

「ずっと自宅で過ごしていましたが、スーパー元気でした。毎日、犬の散歩をしていました。それで、だいぶ仲よくなりましたね」

――愛犬のお名前は?

「アメリカン・コッカー・スパニエルのオスで、『大豆』と言います。私の中では、ひらがなで『だいず』です。愛される顔をしていますよ。本当に可愛いです」

――散歩はどれぐらいされるのですか。

「私の担当は夕方だったので、1時間ぐらい。長い時は2時間くらい歩いている時もありました。私にとっては楽しい時間なんですけれど、しばらくすると、リードを引っ張ってもだいずが動かなくなって、こっちを見上げていることが増えてきて......。『ああ、これはもう家に帰りたいって訴えているんだな、悪いことしたな』と、最近やっと気づきました」

――ロコ・ソラーレのメンバーの中でも、鈴木選手は独特なプライベートを過ごしているようなイメージがあります。何か、他にやっていたことはありますか。

「美味しいお茶が飲みたくて、茶道をちょっと体験しました。のんちゃんという母の友人と、義理の姉と一緒に、1カ月くらい教わって。あとは、漫画を読んでいました。以前はYouTubeとかで、お笑い芸人さんのチャンネルをチェックしていたんですけれど、急に興味が漫画に移って。昨年は兄が貸してくれた『ゴールデンカムイ』と、(吉田)夕梨花が貸してくれた『リアル』にハマっていました」

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