ロコ・ソラーレ鈴木夕湖「結婚への焦りは消えた。今はカーリングだけ」

  • 竹田聡一郎●取材・構成 text by Takeda Soichiro
  • 藤巻 剛●撮影 photo by Fujimaki Goh

ロコ・ソラーレ
鈴木夕湖インタビュー(後編)

前編はこちら>>

2018年平昌五輪で銅メダルを獲得したロコ・ソラーレのセカンドを務める鈴木夕湖。今回は彼女のプライベートな話をうかがいつつ、日本選手権に向けての抱負を語ってもらった――。

この記事に関連する写真を見る

――今季(2020-2021シーズン)は、ロコ・ソラーレが結成して10年。アニバーサリーのシーズンとなりました。おめでとうございます。

「ありがとうございます」

――10年という節目のシーズンを迎えて、自身の変化や成長などについてはどう見ていますか。

「18歳でチームに入った頃は本当にクソガキで、自分では何も考えられなくて、(本橋)麻里ちゃんが言ったことをこなしていただけでしたけれど、今はさすがに『自分にはこれが足りないんだな』とか、『ここを伸ばさなければいけないな』とか、考えられるようになったと思います。みんなに比べると、まだまだですけれど」

――鈴木選手と吉田夕梨花選手は、チーム結成当初からのオリジナルメンバー。改めて、吉田夕選手の"すごさ"について教えてください。

「いちばん『すげぇな』と思うのは、単純にうまいところ。投げがうまい。そのために地道な練習をずっと続けられる力もすごいですね。夕梨花を見ていると『継続は力なり』という言葉の意味を痛感させられます」

1 / 4

厳選ピックアップ

キーワード

このページのトップに戻る