宮司愛海アナが「まさか」から1年。「一番汗をかいた」取材相手は? (3ページ目)

  • sportiva●文 text by sportiva
  • 佐野隆●写真 photo by Sano Takashi

―― そうすると、準備が大切になってくる、ということでしょうか。

宮司 そうですね。かなり。

いろんな表情を見せながら楽しく答えてくれた宮司アナいろんな表情を見せながら楽しく答えてくれた宮司アナ

―― どういう質問をするかは、そのときの状況によっても変わってきますか。

宮司 そうなんです。本当にそこはケースバイケースで。「5分しかないです」「3分しかないです」「2問しか聞けないです」ってなったら、どれだけ綿密に作戦を立てられるか。その場でディレクターさんと相談しますし、柔軟にやっていかないと。時間があればたくさん聞けますけど、そういう時ばかりではないので。

―― フジテレビのホームページで宮司さんのプロフィールに、「初対面の人と話をするのが好き」と書いてありますが。

宮司 そうですね。得意というか、好きというか。昔からあまり人見知りするタイプじゃなかったというのと、いろんな人と話すと、いろんな気づきがあるという。それだけなんです。

―― 初めての方にインタビューする時は、緊張なのかワクワクなのか、どちらですか。

宮司 どちらかというとワクワクのほうが大きいです。ただ、それも本当にその場その場で違って。いわゆるレジェンドみたいな方に初めてインタビューする時はガッチガチに緊張しますし、そこはワクワクが大きいとはなかなか言えないですけど。できるだけ事前に、「聞けてうれしい」とか、そういう感情を持てるように努力しています。

―― ワクワクした方や、印象に残っている方はいますか。

宮司 たくさんいます。最近『S-PARK』では、平成から令和に変わるというタイミングで、レジェンドの方々にこれまでのスポーツ史を振り返っていただくという企画(『平成スポーツ史 時代が生んだ名勝負』)をやっていて、いろんなレジェンドの方にお話を聞かせていただいたんです。それこそキングカズ(三浦知良)さんの時も緊張しましたし。グアムまで行ってお話を伺いました。でも、カズさんはお話が上手なので、最初の5分ぐらいで「ああ、大丈夫かな」っていう感じにはなったんですけど。一番緊張したのは、全日本女子バレーの中田(久美)監督の時ですね。

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