ピンチで浮かんだ「伊調の逆転勝ち」。
高橋・松友組が金メダル
終盤に差し掛かったリオデジャネイロ五輪で初出場の"タカマツ・ペア"が金メダルを獲得した。
ロンドン大会の出場できなかった悔しさも晴らす金メダル獲得となった、高橋礼華と松友美佐紀 バドミントン女子ダブルス決勝で、高橋礼華とともにクリスティナ・ペデルセン/カミラ・リターユヒル(デンマーク)と優勝争いをした松友美佐紀は試合後、「あの接戦の場面であの球を打てるなんて、すごい上手だなと純粋に思って......。本当に彼女たちと戦っていて楽しかったです」とうれしそうに話した。
対戦相手は32歳と30歳のベテランで、何度も戦ったことのある、互いに手の内を知っている相手。特にファイナルゲームは、相手との駆け引きを楽しみながら試合ができたという。
グループリーグから準決勝まで危なげなく勝ち上がってきたタカマツペア。ふたりはこの大会に世界ランキング1位として、追われる立場で臨んだ。だが彼女たちはその肩書にも、何ら重圧を感じることはなかったと語る。
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