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羽生結弦の最大の目標は「北京五輪ではなく、4回転アクセルの成功」 (4ページ目)

  • 折山淑美●取材・文 text by Oriyama Toshimi
  • 田口有史●撮影 photo by Taguchi Yukihito

「そもそも4回転半を入れる気持ちでこのプログラムを作ったところもあります。まだ確定ではないけれど、来シーズンもやりたいと思っています。このプログラムとは試合数を積めていないので、もっといいところを見せたいと思っています。4回転アクセルが入ったらぜんぜん印象が違うプログラムになると思うので、そういう意味でもこの子(プログラム)を完成させたいなという気持ちがあります」

「あと8分の1回転を回ることができれば立てるし、確実にランディングすることができるだろう」と、羽生は明るい表情で話した。

「世界で誰よりも早く、公式戦で4回転アクセルを決めたい」

 18年の平昌大会で五輪連覇の目標を果たしたあと、次なる競技人生の最大の目標に設定した4回転アクセル。羽生はそこへ本格的に進み出そうとする覚悟だ。

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