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本田望結の決意。競技者として「3年間頑張る」高校での進化に期待 (2ページ目)

  • 折山淑美●取材・文 text by Oriyama Toshimi
  • 能登 直●撮影 photo by Noto Sunao(a presto)

 3本目のダブルアクセルまではジャンプを強く意識しているように感じられ、フライングシットスピンはレベル4としたものの、ややスピード感に欠けて0.30点減点される出来。また、終盤2本のスピンも東京選手権ではレベル4と判定されたが、今回はレベル3で得点を伸ばし切れず、39.34点だった。東京選手権の得点を出していれば、フリーに進めるチャンスはあったが届かなかった。

 それでも、本田は次への意欲を口にした。

「今回は自分が今できることを詰め込んだような構成でした。点数を見て恥ずかしい気持ちもありますが、悔いはないです。来年に向けて頑張ろう、という試合になった」

 そんな前向きな気持ちを示すのも、青森山田高校への入学が影響しているだろう。

「姉の影響で青森山田に進学しましたが、生徒も先生たちもすごくいい方たちなので、ここで3年間頑張れたらなと思えました。全日本選手権出場だけではなく、インターハイや国体にも学校を代表する選手になって出られるように努力したいです」

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