2017.11.05

本田真凜、樋口新葉、三原舞依。
女子高生トリオの五輪争いはさらに激化

  • 辛仁夏●文 text by Synn Yinha 能登直●撮影 photo by Noto Sunao(a presto)

 日本女子フィギュアスケートの平昌五輪代表切符は2枚。その争奪戦はいっそう激しさを増していきそうだ。今季グランプリシリーズ(GP)第3戦となる中国杯が11月3日、4日と北京で行なわれ、代表レースを競う高校生トリオがそれぞれの持ち味を発揮した。

 2016年の世界ジュニア女王で今季シニアデビューを果たした本田真凜は、前戦のスケートカナダから連戦となったが、疲れも見える中で大きなミスなく演技をまとめた。

GP2戦目の中国杯はSP6位、フリー5位、総合5位に終わった本田真凜 ショートプログラム(SP)では『ザ・ギビング』の曲調に乗って滑らかな演技を披露。連続ジャンプの2つ目の3回転トーループで回転不足を取られたが、ステップと3つのスピンではすべてレベル4と認定されるなど、まずまずの出来で66.90点の6位発進となった。スケートカナダであったジャンプの転倒やスピンでのレベルの取りこぼしをしっかりと修正してきた。

「今回は、特にSPで自信を取り戻せる演技ができればいいなと思っていました。まだまだ直さなければいけないところはたくさんあると思いますけど、SPの演技には満足しています」

 こう振り返るように、自信を回復させる演技だった。