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キャリア25年のリングアナが振り返る、「あれ抜きにRIZINは語れない」という対抗戦 リングに上がる選手たちへの思いも語った (4ページ目)

  • 篠﨑貴浩●取材・文 text by Shinozaki Takahiro

【格闘技の選手は"いい意味でぶっ飛んでいる"】

――普段、交流がある選手はいますか?

太田 いないですね。もちろん、選手とは目が合えば挨拶をします。タキシードを着ているので僕が誰なのかはわかってもらえていると思うんですけど、一緒に飲みに行ったりすることはありません。選手とは、距離が近くなりすぎないほうがいい場合もあるでしょうし。ただ、飲みに行ってみたい選手はいますね。

――それはどなたでしょうか?

太田 僕は中村大介選手(第7代DEEPライト級王者)が好きなんです。2年くらい前に、髙田延彦さんの還暦祝いでお会いできた時、「僕、ファンなんです。(※)西調布格闘技アリーナでの試合も見に行きました」と伝えることができました」

(※)田村潔司率いるU-FILE CAMPの西調布ジムに併設していた常設試合会場。中村は大学時代にU-FILE CAMP で格闘技を始めた。試合会場は2015年4月20日に閉鎖。

――中村選手は、PRIDE 武士道、DREAM、RIZINで戦っていて、太田さんの活動期間とも重なっていますね。

太田 中村選手を知ったのはPRIDEだったと思います。西部警察PART-II(ワンダフル・ガイズ)の入場曲もそうだし、試合では外さないといけない足のレガースを入場ではつけている、といったところが大好きです。

――レガースをつけるのはUWFのスタイルですね。

太田 そうですね。人間としても魅力があるし、それでいて強くて試合も面白い。いつか一緒に飲んで、いろんなお話をしてみたいですね。

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