【国際プロレス伝】巨大勢力に立ち向かった帝王バーン・ガニアという男 (3ページ目)
「そうした流れで、国際プロレスから僕たちもAWAのスーパースターが集まるエリアへ遠征しました」
1974年、ガニアはAWA世界タッグチャンピオンのニック・ボックウィンクル&レイ・スティーブンスをともなって2度目の来日を果たすと、自らはAWA世界ヘビー級チャンピオンとして11月20日に東京・蔵前国技館でビル・ロビンソンと対決する。AWAの本拠地ミネアポリス、さらにはシカゴやデンバーなどで行なわれてきた「人気カード」が日本で実現することになった。
これが後に、「プロレス史上、屈指の名勝負」として語り継がれることになる――。
(つづく)
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