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【女子バレー】オールスターで佐藤淑乃、野中瑠衣、岩澤実育が体現 SVリーグの「盛り上げ方」 (3ページ目)

  • 小宮良之●文 text by Yoshiyuki Komiya

「今日のオールスターは去年と比べて人が集まっていますし、これだけ大きな会場で8000人を超える人が入って、SVリーグも観客は増えていますし、女子バレーの注目度が徐々に上がっているのが嬉しいですね。こうした会場で常にバレーができるように、もっと人気を上げられるようにしたいです」

 そう語る佐藤は、2年目のSVリーグの象徴と言える。1年目、個人としては日本人最多得点などでベスト6に選ばれた。しかし、チャンピオンシップ決勝で膝を屈し、捲土重来を誓う。

――スパイカーにとって、観客の熱気は刺激になりますか?

 その質問に、佐藤はしっかり目を見て答えている。

「ホームはほぼ満員になるので、そのたびに"頑張ろう"って思いますね。毎回来られる人ばかりではないと思います。だからこそ、自分も1試合を無駄にせず、頑張りたいですね」

 三者三様にSVリーグを盛り上げる。もちろん彼女たちだけではない。日本女子バレーの花が、新たな季節に咲き始めている。

著者プロフィール

  • 小宮良之

    小宮良之 (こみやよしゆき)

    スポーツライター。1972年生まれ、横浜出身。大学卒業後にバルセロナに渡り、スポーツライターに。語学力を駆使して五輪、W杯を現地取材後、06年に帰国。著書は20冊以上で『導かれし者』(角川文庫)、『アンチ・ドロップアウト』(集英社)など。『ラストシュート 絆を忘れない』(角川文庫)で小説家デビューし、2020年12月には『氷上のフェニックス』(角川文庫)を刊行。パリ五輪ではバレーボールを中心に取材。

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