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【ハイキュー‼×SVリーグ】北信介の言葉の重みに最近気づいたクインシーズ刈谷の北川美桜「そこから北さん信者です(笑)」 (2ページ目)

  • 小宮良之●文 text by Komiya Yoshiyuki

Q2、教訓となった、共感した場面や言葉は?

「稲荷崎高校の北(信介)さんの、『いつも以上の力を発揮しようとするから緊張するんやろ』という言葉は、『本当にそうだな』って。試合はやってきたことを出すだけで、それ以上のことをやろうとするから緊張する。

『ハイキュー‼』は何度も読んで、アニメも見ていますが、『いいな』って気づいたのは最近なんですよ。デビュー戦で緊張しなかったのは、北さんの言葉が頭のなかにあったからかも! そこから"北さん信者"です(笑)」

Q3、作中の個人的ベストゲームと、その理由は?

烏野高校vs白鳥沢学園高校

「月島のバレーにハマる瞬間は最高ですね。一番好きなキャラが月島なので。夏合宿で無気力だった月島を、黒尾と木兎さんがちょっとずつ変えて、『バレーにハマる瞬間』が生まれた。あのガッツポーズが全部を表しているし、大好きです。

 ミドルにとって、ブロックは本当に特別。SVリーグでも試合で初めて取ったブロックポイントはうれしかったです。自分の気分も乗るし、周りも喜んでくれますからね」

【プロフィール】

北川美桜(きたがわ・みお)

所属:クインシーズ刈谷

2006年4月19日生まれ、愛知県出身。177㎝・ミドルブロッカー。父は松下電器(現大阪ブルテオン)、豊田合成トレフェルサ(現ウルフドッグス名古屋)でプレーした北川祐介。父の影響で小学校2年の時にバレーを始め、中学では全国都道府県対抗中学大会で準優勝。松山東雲高校では春高バレーに2度出場し、アジアU18選手権、U19世界選手権に出場。U21世界選手権では準優勝を経験。2025年にクインシーズ刈谷に入団した。

著者プロフィール

  • 小宮良之

    小宮良之 (こみやよしゆき)

    スポーツライター。1972年生まれ、横浜出身。大学卒業後にバルセロナに渡り、スポーツライターに。語学力を駆使して五輪、W杯を現地取材後、06年に帰国。著書は20冊以上で『導かれし者』(角川文庫)、『アンチ・ドロップアウト』(集英社)など。『ラストシュート 絆を忘れない』(角川文庫)で小説家デビューし、2020年12月には『氷上のフェニックス』(角川文庫)を刊行。パリ五輪ではバレーボールを中心に取材。

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