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SVリーグ女子1年目を盛り上げた外国籍選手5人 強豪国の一線級がズラリ (4ページ目)

  • 坂口功将●文 text by Sakaguchi Kosuke
  • photo by AFLO SPORT

ジュリエット・ロホイス(東レアローズ滋賀)

 そのヌワカロールとともに東レ滋賀を支えたのが、ミドルブロッカーのジュリエット・ロホイス。今季から来日すると、サーブ効果率16.9%で「トップサーバー」に輝いた。

 そもそもサーブは代名詞だった。オランダ代表でも効果率の高いサーブで相手を揺さぶり、ときにはサービスエースを奪うことで勝機を呼び込んできた。自身初のSVリーグでは、チームのシーズン初戦(2024年10月13日)となる大阪MV戦でさっそくサーブの「効果」数で14本を記録している。

 そのパフォーマンスを支えるのはメンタルの強さ。チームのコーチングスタッフが明かすに「アップダウンが基本的になく、緊張に振りきることも、冷静に振りきることもない」性分だそう。またセッター経験があり、ボールの扱いがうまいことも、サーブにおけるトスの安定性にもつながっている。

 強いサーブを一定して打ち続けること。それがロホイスにとってコート上におけるチームプレーだった。

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