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SVリーグ女子1年目を盛り上げた外国籍選手5人 強豪国の一線級がズラリ (3ページ目)

  • 坂口功将●文 text by Sakaguchi Kosuke
  • photo by AFLO SPORT

シルビア・チネロ・ヌワカロール(東レアローズ滋賀)

女子選手最多得点を記録した東レアローズ滋賀のシルビア・チネロ・ヌワカロール女子選手最多得点を記録した東レアローズ滋賀のシルビア・チネロ・ヌワカロールこの記事に関連する写真を見る 個人タイトルに目を向けると、今季は3人の外国籍選手がリーダーズ(個人技術統計のトップ)に名前を連ねた。レギュラーシーズン最多得点の「トップスコアラー」に輝いたのは東レアローズ滋賀でプレーしたオポジットのシルビア・チネロ・ヌワカロール(イタリア/今季で退団)。最高到達点330㎝という女子では圧倒的な高さから繰り出す強烈なスパイクを武器に、来日初年度の2023-24シーズン得点王に続く個人賞獲得となった。

 驚くべきは、その得点数。今季は一試合を欠場しただけで、終わってみれば1047得点を記録。これは今季の女子選手で唯一となる大台突破であった。

 かつては2019年の第20回女子U20世界選手権大会の決勝で、イタリア代表のエースとして日本代表の前に立ちはだかった。そこではフルセットの激闘の末に日本が初優勝を飾ったわけだが、そんなゆかりある日本のリーグでプレーしたヌワカロール。当時から他を圧倒した攻撃力は、SVリーグでも健在だった。

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