【ハイキュー‼×SVリーグ】岡山シーガルズ中本柚朱の胸に刺さった星海光来の言葉 高さで「不利」でも粘りのバレーで勝つ (3ページ目)
――好きなキャラクター、ベスト3は?
「1位は星海くんで、2位は烏野の(東峰)旭さん。レフトの選手として気持ちがすごくわかります。常に止められるのは怖いですし、逃げたくもなりますからね。
3位はいろいろ考えましたけど、やっぱり日向かな。自分の武器を大事にしていて、それを最大限に引き出してくれるセッターがいる。私も中高から今も濱田(真友)のトスを打っているんですが、セッターがいないとスパイカーは生きないんです。日向と影山ほどではないですが、私たちも要求し合ってますね(笑)。『ハイキュー!!』で理想のセッターは......稲荷崎の宮侑は合わせてくれそうですね。影山は"俺に任せろ"って感じだけど、能力を引き出してくれるかもしれませんね(笑)」
――ベストゲームは?
「音駒vs早流川工業です。早流川の監督が音駒の監督の教え子で、自分がやっていたバレーを大事にしている。それに勝る本家の強さもあって......拾う、つなぐという部分はシーガルズにもつながるし、すべてひっくるめて音駒のバレーが好きです!」
【プロフィール】
中本柚朱(なかもと・ゆず)
所属:岡山シーガルズ
2002年11月13日生まれ、広島県出身。178cm・アウトサイドヒッター。6歳でバレーを始め、中学2年には大阪府の大阪国際大和田中学校(現・大阪国際中学校)に転校。大阪北選抜代表として全国都道府県対抗中学バレーボール大会を優勝した。大阪国際滝井高校(現・大阪国際高校)では春高バレーで準優勝を経験した。2021年に岡山シーガルズに入団した。
著者プロフィール
小宮良之 (こみやよしゆき)
スポーツライター。1972年生まれ、横浜出身。大学卒業後にバルセロナに渡り、スポーツライターに。語学力を駆使して五輪、W杯を現地取材後、06年に帰国。著書は20冊以上で『導かれし者』(角川文庫)、『アンチ・ドロップアウト』(集英社)など。『ラストシュート 絆を忘れない』(角川文庫)で小説家デビューし、2020年12月には『氷上のフェニックス』(角川文庫)を刊行。パリ五輪ではバレーボールを中心に取材。
【写真】SVリーガーたちが選んだ『ハイキュー‼』好きなキャラクターベスト3
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