「現役大学生Vリーガー」大塚達宣が窮地のパナソニックを救った。ファイナル3進出の救世主を敵将も「チームの中心になれる」と称賛 (4ページ目)

  • 中西美雁●取材・文 text by Nakanishi Mikari
  • 火野千鶴●撮影 photo by Hino Chizuru

 3位でプレーオフに進出したパナソニックは、まず4月9日に2位通過のサントリーと対戦する。サントリーに1勝のアドバンテージがあるため、1勝して追いつき、同日の「ゴールデンセット」も勝たなければならない。激戦が予想されるが、勝つ抜くことができたら、翌日には1位通過のウルフドッグス名古屋との対戦が待っている。

頂点への道は険しいが、清水がファイナル3進出を決めたあとにヒーローインタビューで口にした「崖っぷちから這い上がってきたパナソニックは強い」という言葉を証明できるか。チームの救世主となった大塚が、そのカギを握っている。

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