東京五輪を戦う日本男子バレー注目のアタッカー陣。選考理由、予想される戦術を考える (4ページ目)

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 西田が戻ってきたことにより、五輪ではアウトサイドヒッターでの起用が増えるかもしれない。しかし、東京五輪は1日おきで試合があり、西田が故障明け、清水も年齢的にスタミナ面の不安があること考えると、オポジットでもプレーできる大塚の"ユーティリティ性"はチームにとって大きな助けになるはずだ。

 VNLでは、選手の選考も兼ねてさまざまな戦術を試しながら「ベスト8以上」を目標としていたが、実際の順位は16カ国中11位。本戦に向けた収穫、課題が多く見つかった大会になっただろう。残り約1カ月の間にどれだけチーム力を高め、日本男子バレーにとって13年ぶりのオリンピックをどう戦うことになるのか、今から楽しみだ。

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