東京五輪を戦う日本男子バレー注目のアタッカー陣。選考理由、予想される戦術を考える (4ページ目)
西田が戻ってきたことにより、五輪ではアウトサイドヒッターでの起用が増えるかもしれない。しかし、東京五輪は1日おきで試合があり、西田が故障明け、清水も年齢的にスタミナ面の不安があること考えると、オポジットでもプレーできる大塚の"ユーティリティ性"はチームにとって大きな助けになるはずだ。
VNLでは、選手の選考も兼ねてさまざまな戦術を試しながら「ベスト8以上」を目標としていたが、実際の順位は16カ国中11位。本戦に向けた収穫、課題が多く見つかった大会になっただろう。残り約1カ月の間にどれだけチーム力を高め、日本男子バレーにとって13年ぶりのオリンピックをどう戦うことになるのか、今から楽しみだ。
■男子バレーボール界の若きサウスポーエース、西田有志の初書籍!
『エースの翔道』7月15日(火)発売予定
<収録されているテーマ>
・本人をはじめ両親や指導者などの証言で辿るバレー人生
・清水邦広や柳田将洋とのプレミアム対談
・チームメイトから見た素顔
・日本代表セッターが語る歴代エースとの違い
・カラーページは撮り下ろし、オフショットが満載
・大人気マンガ『ハイキュー!!』の作者・古舘春一先生の描き下ろしイラストを2点収録
男子バレーの新星・髙橋藍フォト集
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