錦織圭、涙の棄権。「マイアミの誓い」は
6カ月後、ニューヨークで叶った (6ページ目)
ただ、「正直、痛いのは股関節だけだった。普段だったら、ほかにも痛みや身体の重みもあったと思うけれど、今回はそれがまったくなかった。身体は確実に強くなっているし、テニスもいい」の言葉のなかに、敗北を拒絶する強さが鋭い光を放っていた。
それから、半年後----。
マイアミの誓いはニューヨークの空の下で、2万人のテニスファンが見守るなか、世界最大のテニス専用スタジアムで叶った。
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