松岡修造、杉山愛ほか8人から、
引退する伊達公子への惜別メッセージ (5ページ目)
竹内映二氏
竹内氏は伊達の第1次キャリア時代の終盤にツアーコーチを務め、1996年ウインブルドンベスト4進出を陰で支えた。現在は日比野菜緒のツアーコーチを務める。
「いやぁ、お疲れさまでした、という単純な言葉しかないです。彼女のやった功績は素晴らしい。僕も彼女が(1996年ウインブルドンの)センターコートに連れて行ってくれたおかげで、今も夢がつながっているような気がするんですよ。あの独特の雰囲気の中で、コーチとして入れて、その後、僕の人生の中で、またあそこに立ちたいという思いが脈々と続いている気がするんです。そういう意味で僕にきっかけを作ってくれた伊達。これからも彼女にはテニスに関わってもらって、"スーパーコーチ"になってくれないかなと思っています(笑)」
日比野菜緒
プロテニスプレーヤー、WTAランキング80位。8月28日付け、以下同。今年4月、伊達とエキシビションマッチを行なった。
「一番目標としていて、目指していた選手でした。伊達さんがいなくなった後、おこがましいですけど、私が伊達さんのような選手になって、(日本女子テニスを)引っ張っていけたらいいなと思います」
土居美咲
プロテニスプレーヤー、WTAランキング94位。
「復帰されてから、長いこと戦っている姿を見てきました。テニスに取り組む姿勢、どれだけストイックに取り組むべきかという部分を見てきた。年齢という壁がありながら、プレーしていたのはすごいなと思います」
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