松岡修造、杉山愛ほか8人から、
引退する伊達公子への惜別メッセージ (3ページ目)
杉山 愛氏
元プロテニスプレーヤー。シングルスで世界ランク8位、ダブルスでは世界1位になった。現役時代にフェドカップ日本代表では伊達と一緒に戦った。
「何よりも第1次キャリアと違ったのは、彼女が心から楽しんで、ツアーもまるごと楽しんだということです。第2次での現役挑戦は、自分へのチャレンジということもあったと思う。最後の方はケガとの戦いで日々体調が違い、それに向き合う厳しさもあったなかで、できることをやった。本当に自分へのチャレンジを楽しんでいた。
まだまだやりたい気持ちが彼女にあるようなので、心苦しくも感じますけど、競技者は結果を出していかないといけない世界ですからね。ここでひとつピリオドを打つことを決心したということで、心からお疲れさまでした、と言いたいですね。
伊達さんは華がある方ですので、今後もテニスの魅力をどんどん広めていかれるでしょう。競技者でなくなって形は変わりますけど、伊達さんしかできないことがきっとある。何をするかは、すべてが終わってからでないと見えてこないでしょうけど、伊達さんのやり方でやってくれるんじゃないかと思っています」
村上武資氏
村上氏は、元フェドカップ日本代表監督で、伊達を日本代表に再招集して一緒に戦い、アジアゾーンからワールドグループIへ一緒に駆け上がった。
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