世界12位のラグビー日本代表が欧州6カ国と総当たり 迎え撃つは北半球を代表する「6人のレジェンド」 (2ページ目)
【イタリアの若き至宝が秩父宮へ】
そんなイタリアの近年の勢いを象徴しているのが、23歳の若きCTBトンマーゾ・メノンチェッロだ。ひとたびボールを持てば大きなストライドで一気に加速し、相手ディフェンスをぶち破る。スピードとフィジカルを兼ね備えているだけでなく、チャンスを作ったあとの正確なパススキル、そして自らトライを獲り切る決定力、どれをとっても一級品だ。
※ポジションの略称=HO(フッカー)、PR(プロップ)、LO(ロック)、FL(フランカー)、No.8(ナンバーエイト)、SH(スクラムハーフ)、SO(スタンドオフ)、CTB(センター)、WTB(ウイング)、FB(フルバック)
2024年のシックス・ネーションズではプレーヤー・オブ・ザ・チャンピオンシップ(大会MVP)に選出され、2025年大会、2026年大会も同賞にノミネートされた(受賞はならず)。大会初戦で白星発進を目指す日本代表にとって、間違いなく脅威となる存在である。
続く7月11日に日本代表が第2戦で対戦するアイルランド(同3位)は、現時点で欧州最高位につけている北半球屈指の強豪だ。2023年と2024年にはシックス・ネーションズ連覇を果たしている。
直近2大会はフランスに王座を譲ったが、世界ランキングが示すようにその安定感は揺るがない。欧州のみならず世界的にもトップレベルのFW(フォワード)とBK(バックス)を揃えており、ネーションズチャンピオンシップ初代王者へ意欲を燃やす。
33歳のFLジョシュ・バンダーフリアーは、長年アイルランドを攻守両面で支えている不可欠な存在と言える。ワールドカップは2019年と2023年に連続出場し、2022年にはワールドラグビー(ラグビーユニオンの国際競技連盟)の年間最優秀選手にも選ばれた。
ピッチのどの地点にも素早く到達して相手選手やボールに絡む驚異的な運動量は、ベテランの域に達した今も健在だ。トレードマークの赤いヘッドキャップ姿が、日本代表戦でもところ狭しと躍動するだろう。
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