「エディージャパン」誕生ならず。ラグビーの世界的名将が「第二の母国・日本」を最後の地に選ばなかったわけ (4ページ目)

  • 斉藤健仁●取材・文・撮影 text & photo by Saito Kenji

【リーチ マイケルとエディー】

 ブレイブルーパス東京の日本代表FL(フランカー)リーチ マイケルは、エディーがオーストラリア代表HCに就任したことに関して、かつての指揮官との対戦に思いをはせた。

「イングランドであってもオーストラリアであっても(ワールドカップで)対戦できればうれしい。ワラビーズとやれるのは面白い。ですがその前に、ボーズウィックが率いるイングランドをやっつけないと!」

 本番まで残り9カ月、エディー・ジョーンズがどんなチームに仕上げてくるのか──。9月の開幕直前まで、ワラビーズは世界中から大いに注目されることになるだろう。

【筆者プロフィール】斉藤健仁(さいとう・けんじ)
スポーツライター。 1975年4月27日生まれ、千葉県柏市育ち。2000年からラグビーとサッカーを中心に取材・執筆。ラグビーW杯は2003年から5回連続取材中。主な著書に「ラグビー『観戦力』が高まる」「世界のサッカーエンブレム完全解読ブック」など多数。

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