2022.01.07

リーグワン必見の最強外国人ラガーマン5人。各国の最優秀選手が日本に集結!

  • 斉藤健仁●取材・文・撮影 text & photo by Saito Kenji

 日本の社会人ラグビーユニオン(15人制)の頂点を争う舞台として、2003年から行なわれてきたトップリーグ。それに替わり、新たな全国リーグとして「リーグワン」が1月7日に幕を開ける(選手のなかに新型コロナウイルス陽性者が確認されたために開幕戦は中止)。

 参加24チームが3部に分かれ、ディビジョン1は12チーム、ディビジョン2とディビジョン3は各6チーム。ディビジョン1はふたつのカンファレンス(6チームずつ)に分かれ、各上位2チームがプレーオフに進出して優勝を争う。

「微笑み貴公子」と呼ばれるダミアン・マッケンジー「微笑み貴公子」と呼ばれるダミアン・マッケンジー この記事に関連する写真を見る  新リーグが開幕するにあたり、すべてのチームは「地域名」を冠し、ホストスタジアムを定めて、より地域に密着した存在になることを目指している。ホスト&ビジターで対戦し、各チームが興行権を有してホストの試合を運営するなど、トップリーグよりもさらにプロ的なリーグとして生まれ変わった。

 そのため、優勝を争う強豪チームは単なる選手層の強化だけでなく、観客の集客も考慮し、世界的に名だたる外国人選手を獲得した。そこで今回は、スポーツファンの耳目を集めるであろう新加入選手5人を紹介したい。

 まず、ついに始まる「リーグワン」で最もファンが見たいと思っている選手は、東京サントリーサンゴリアスに加入したSO(スタンドオフ)/FB(フルバック)ダミアン・マッケンジー(ニュージーランド/26歳)だろう。

 身長177cm体重78kgと、見た目は決して大きい選手ではない。だが、ラン、パス、キックといったスキルにずば抜けた選手で、オールブラックスの一員として40キャップを誇る。プレースキックを蹴る前のルーティンに微笑むことから、日本では「微笑み貴公子」とも呼ばれて人気のスター選手だ。

 2019年ラグビーワールドカップはその年の4月に右ひざを負傷し、残念ながら参加することができなかった。ただ、2021年のニュージーランドの国内リーグで111点を挙げて得点王に輝くなど、その得点能力はおそろしく高い。

 マッケンジーは「日本の速い展開のラグビーは自分に合う」と自信をのぞかせ、東京サンゴリアスの田中澄憲GMは「我々のアタッキングラグビーに一番フィットする選手だと思います。ラグビーをやっている子どもたちみんなが間近で見られることで勇気をもらえる」と期待を寄せている。