リーグワン必見の最強外国人ラガーマン5人。各国の最優秀選手が日本に集結! (3ページ目)
【サバティカルでの日本挑戦】
日本でプレーする7人目の世界最優秀選手となったデュトイは、スプリングボクスでは「機関室の心臓」と称された選手。身長200cm体重114kgながら豊富な運動量を誇り、LOとしてもプレーできる高い身体能力が魅力だ。
「2019年以来、日本に戻って来られてうれしい! このような機会は今後の自分の人生にとって大きなものになるだろう。ヴェルブリッツの成功に自分の力が役に立てば光栄だ」(デュトイ)
身長198cm体重124kgのトゥイプロトゥはブルーズのキャプテンを務めるなど、リーダーシップとフィジカルに長けた選手。2021年のスーパーラグビー「トランス・タスマン(ニュージーランドとオーストラリアの全10チームがクロスオーバーで対戦)」では全勝優勝に貢献。ニュージーランド協会の許可を得て、サバティカル(※)での日本挑戦となった。
※サバティカル=ニュージーランド協会がオールブラックスのトップ選手の海外流出を止めるため、リフレッシュや金銭的な理由で1年ほど海外でのプレーを認めるという制度。
「家族をニュージーランドにおいて単身で日本に来たが、非常にすばらしいクラブだと聞いていたので楽しみだった。毎日充実している。まずは初戦が楽しみだし、全力で臨みたい」(トゥイプロトゥ)
ヴェルブリッツには昨季ニュージーランドに挑戦した日本代表No.8姫野和樹も在籍し、今季から共同キャプテンとしてチームを引っ張る。世界的なFWが揃ったヴェルブリッツは優勝候補のひとつと言えるだろう。
そして最後の5人目は、NTTコミュニケーションズシャイニングアークス東京ベイ浦安に加入したオーストラリア代表73キャップのFBイズラエル・フォラウ(32歳)だ。
身長194cm体重103kgの大型BKのフォラウは、13人制ラグビーを17歳でプロデビューした選手。その後、オージールールズ(オーストラリアンフットボール)での活躍を経て、2013年から15人制ラグビーに転向した。
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