ラグビーW杯日本代表の対戦チーム分析。
必勝すべき相手はどこか? (5ページ目)
注目選手はキャプテンのSHグレイグ・レイドロー、身長207cmのLO(ロック)リッチー・グレイ、そしてセンスあふれる司令塔SOフィン・ラッセル。さらに、サッカーのジョージ・ベストの遠縁でもあり、シックス・ネーションズにおいて2年連続MVP(2016年、2017年)に輝いた世界最高峰FBのひとり、スチュアート・ホッグが要注意プレーヤーだ。
ただ、コッターHCは今年のシックス・ネーションズをもって退任し、来シーズンからモンペリエ(フランス)の指揮官になることが決まっている。6月からはグラスゴー・ウォリアーズ(スコットランド)を指揮していたグレガー・タウンゼンドが就任する。タウンゼンドHCは現役時代、スコットランド代表でSOやCTBとして活躍した人物。おそらく就任後は、コッターHCの標榜したボールを動かすラグビーを継承するとみられている。
指揮官の代わりに抽選会に出席した強化担当者のスコット・ジョンソンは「2015年と昨年に対戦しているので、日本代表が危険なチームであることはわかっている。W杯ホスト国との対戦はチャレンジだが、同時に好ましい。満員の観客のなかでの試合が保証されており、選手のモチベーションが上がる」と日本代表との対戦を歓迎している。
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