2017.12.20

日本女子ハンドボールに世界がビックリ!
強豪国を次々と追いつめた

  • 田口有史●文・写真 text & photo by Taguchi Yukihito

 12月11日に行なわれた、女子ハンドボール世界選手権(ドイツ)の決勝トーナメント1回戦で、日本代表はオランダに24-26と惜敗した。日本女子ハンドボール史上初となるベスト8進出はならなかったものの、前回大会の準優勝国であり、リオ五輪で4位に入ったオランダを相手に、延長戦を含む70分の激闘を演じた。2016年のリオ五輪では、男子ともども出場を逃した”おりひめジャパン”だが、世界の舞台でその存在感を強烈にアピールしたといっていい。

モンテネグロに勝利するなど、実力を証明した日本女子ハンドボール 各大陸予選を勝ち抜いた24チームが参加する世界選手権は、6チームずつ4つのグループに分けられ、上位4チームが決勝トーナメントに進む。グループCに入った日本代表は、リオ五輪で金メダルを獲得し、世界選手権3連覇の実績があるロシア、1996年のアトランタ五輪から3大会連続で金メダルを獲得したデンマーク、2013年の世界選手権を制し、ロンドン五輪とリオ五輪でベスト8に入ったブラジル、前回大会ベスト8のモンテネグロ、世界選手権に6大会連続で出場中のチュニジアと同組になった。

 いわば今大会の”死のグループ”に入ってしまった日本だが、チームを率いるウルリック・キルケリー監督は「(同グループの相手は)世界の強豪として認められている、とても強いチームばかり。しかし、そんなチームとの真剣勝負でしか得られない経験がある」と力強く語っていた。