八村塁が心掛けた「自分の役割を受け入れようと努力してきた」姿勢 レイカーズ在籍4年で成長を遂げた背景とは? (4ページ目)
【来季はどのチームのユニフォームを身にまとうか?】
八村はこのオフ、フリーエージェントとなる。ロールプレーヤーとしてチームに影響を与えられる点、チームの主力が負傷すればステップアップしてカバーできる点、プレーオフという大舞台で活躍できる精神力の強さ。そして精度の高い3ポイントのみならず、インサイドでのプレーもこなし、ミドルショットを得意とするなど、攻撃の中心として起用できるオフェンス能力も見逃せない。これらが揃った八村の獲得に多くのチームが手を挙げそうだ。
八村が来季、どのチームのユニフォームを着るかは現時点では予測困難だ。ただ、わかっていることは、レイカーズへの強い思いだ。
「このチームを愛しているし、この球団が好きだ。(レイカーズの経営者や)スタッフの人たちとも4年目で、ロブ(・ペリンカGM)をはじめ、前オーナーのジニー(・バス)、新オーナーのマーク(・ウォルター)、みんなに感謝している。この球団の経営の仕方もすべて気に入っている」
そして、「(強いチーム)でやりたいというのはいつもあるし、そういうところで活躍したい」という思いは変わらない。
常に優勝を目指すレベルにいるレイカーズでの日々は、「毎日起きて、目標がある。そのなかでやっていくのはモチベーションになるし、シーズンも楽しくできている」ものだったという。
その気持ちをレイカーズで持ち続けるのか、新天地で心機一転して臨むのか。
その結論は、7月には出ているはずだ。
著者プロフィール
山脇明子 (やまわき・あきこ)
大阪府出身。ロサンゼルス在住。同志社女子大在学時に同志社大野球部マネージャーと関西学生野球連盟委員を兼任。卒業後はフリーアナウンサーとしてABCラジオ『甲子園ハイライト』メインキャスター、サッカーのレポーターなどを務める。渡米後は、フリーランスライターとしてNBA、メジャーリーグ、アメリカ学生スポーツを中心に取材。
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