Bリーグ・三遠ネオフェニックス、痛恨の敗退も地域との一体感を体現 (3ページ目)
その活気は、バスケ界全体に力を与えている。
昨年9月、「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」で、日本代表は見事にアジア1位に輝いた。48年ぶりに自力での五輪出場を勝ち取った。それは新しい時代の幕開けであり、パリ五輪でも躍進に期待だ。
Bリーグの熱狂を目の当たりにすると、「史上最強の代表誕生」も不思議ではない。むしろ必然か。セミファイナルは、さらなる熱戦が展開されるだろう。
勝ち上がった広島は、名古屋との対戦が決まっている。
著者プロフィール
小宮良之 (こみやよしゆき)
スポーツライター。1972年生まれ、横浜出身。大学卒業後にバルセロナに渡り、スポーツライターに。語学力を駆使して五輪、W杯を現地取材後、06年に帰国。著書は20冊以上で『導かれし者』(角川文庫)、『アンチ・ドロップアウト』(集英社)など。『ラストシュート 絆を忘れない』(角川文庫)で小説家デビューし、2020年12月には『氷上のフェニックス』(角川文庫)を刊行。パリ五輪ではバレーボールを中心に取材。
フォトギャラリーを見る
3 / 3