NCAA初シーズンを戦う「八村二世」山﨑一渉の今。「こっちに来て10キロ増えた。日本食を食べたくなる時もある」 (3ページ目)
ラドフォード大の練習で汗を流す山﨑一渉この記事に関連する写真を見る── 今、毎日はどんなスケジュールで過ごしていますか?
「授業が1日に1個か2個あって、(ひとつの授業が)1時間から1時間半ぐらい。終わってから練習をやってっていう感じですね」
── これからは、その合間に遠征にも出るわけですよね。
「はい。今回、こっちに来て初めての遠征なんですけれど、移動時間とかを自分でしっかりと有効に使って、気持ちを持ってやろうと思います」
── アメリカの食べ物はどうですか?
「アメリカの食べ物は好きなんですけれど、やっぱり日本食を食べたくなる時もありますね」
── 大学のまわりに日本食が食べられるようなところはありますか?
「キャンパス内に寿司屋さんがあって、それはけっこう美味しいんです。あと、車で30分ぐらい離れたところに日本風のステーキ屋さんとかがあって。そこはコーチに連れて行ってもらったりしました」
── U19日本代表として世界の国々と対戦したあと、海外の選手のフィジカルに対抗できなくて、それがアメリカに行きたい気持ちをさらに強くした理由だと語っていましたが、練習ではフィジカル面でもまわりに負けていないように見えました。
「こっちに来て(体重が)10キロ増えて......」
── 大学のロスター表で体重が215ポンド(97.5kg)になっていたので増えたのかなとは思ったのですけれど、10kgも! 食事やウェイトトレーニングで増えたのですか?
「食べる量も変わりましたし、ウェイトもほぼ毎日あるんで」
── その体重でプレーしてみて、身体が重いというよりは、力強くなったっていう感じですか?
「最近、体重計に乗って気づいたぐらいなんで。それまでは気づかなかったです」
── 得意のシュートは通用していると感じますか?
「シュートも自信を持って打っている時はやっぱり入るんで......」
── 11月1日のエキシビションゲーム(NCAAディビジョンⅢのメリー・ボールドウィン大と対戦)ではチーム最多の21得点をあげていましたよね?
「はい。あの試合は自分的にはあまりよくなかったんですけど、ま、得点はチーム最多ですね」
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