2021.12.27

「八村二世」らの実力は? ウィンターカップからNBAを目指す198cm超えの注目高校生3人

  • 永塚和志●取材・文 text by Kaz Nagatsuka
  • photo by JBA

 第74回を数える全国高等学校バスケットボール選手権大会が12月23日、東京体育館等で開幕した。今年も全国を代表する男女それぞれ60校の精鋭たちが「ウィンターカップ」の愛称で知られる日本一決定トーナメントに集結。そのなかにはNBAへの未知を切り開いた八村塁や渡邊雄太と同じように卒業後の渡米を見すえる選手たちも----。今回は注目すべき選手にスポットライトを当ててみた。

 近年、日本バスケットボール界の盛り上がりは顕著だ。そして現在、トップレベルで活躍するスター選手たちも「ウィンターカップ」という大舞台を経験し、羽ばたいていった。

今大会ナンバー1注目株の山﨑一渉今大会ナンバー1注目株の山﨑一渉 この記事に関連する写真を見る  その最も顕著な例は、現在NBAで活躍する八村塁(ワシントン・ウィザーズ)や渡邊雄太(トロント・ラプターズ)と言えるだろう。八村は2013年大会から明成高校(現・仙台大付属明成高/宮城)をウィンターカップ3連覇に導いており、渡邊は尽誠学園(香川)で2011年大会から2年連続で準優勝を果たしている。

 ウィンターリーグは戦後1948年から続く(1971年から2016年までは全国高等学校バスケットボール選抜優勝大会の名称で開催)歴史のある大会である。ただ、従前とは異なる近年の新たな流れとして、この大会での活躍をステッピングストーンにして卒業後に海外の大学等へ進学する選手が出てきていることが挙げられるだろう。

 例年、ウィンターカップが終わるまで卒業後の進路が判明することは稀である。だが、今大会にもアメリカの大学等へ進学する可能性のある注目すべき選手が数人いる。

 そのなかで今大会、最も注目度の高いのが山﨑一渉(やまざき・いぶ/仙台大付属明成高)だろう。八村に憧れて明成に進学した3年生は、今大会ナンバー1の実力と評され"八村二世"と呼ばれる199cmの選手。登録上ポジションはスモールフォワードではあるものの、実際はインサイド、アウトサイドの技量を持つ、コートを広く使えるオールラウンダーだ。