バスケ界で最注目の河村勇輝。大学進学は「100%間違っていなかった」 (4ページ目)

  • 小永吉陽子●取材・文・写真 text&photo by Konagayoshi Yoko

――その考えはいつから持っているのですか?

 小中学生の頃、田臥勇太さん(宇都宮ブレックス)や富樫勇樹さん(千葉ジェッツ)のプレーを見てからです。やっぱり2人が活躍している姿を見て感動したし、小さくてもできるという夢を見つけることができたので、自分も田臥さんや富樫さんのように、感動を与えられる選手になりたいです。

――では、インカレ終了後は田臥選手や富樫選手のいるステージで戦うため、今年も特別指定選手としてBリーグでプレーする予定ですか?

 まだチームは決まってないですが、いろいろ話は進んでいるので、今年もBリーグに挑戦したいと思っています。

――11月上旬に終了したオータムカップでは「チームは優勝したけど個人的には納得していない」と言っていましたが、課題を含めてインカレでの抱負を聞かせてください。

 オータムカップではシュート精度の面で課題が出ました。大東文化大との決勝では3ポイントが5分の1だったので、もっと確率よく決めなくてはなりません。自分はシックスマンとしてゲームの流れを変えたり、コントロールする役割を果たして優勝に貢献します。大学に入っていちばん大きな大会なのでとても楽しみです。

【プロフィール】
河村勇輝(かわむら・ゆうき)
2001年5月2日生まれ。山口県出身。身長172cm ポイントガード
福岡第一高校では、ウインターカップ2連覇を達成。高校3年の1月には特別指定選手としてBリーグの三遠ネオフェニックスと契約し11試合に出場。高校卒業後は東海大学に進学している。

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