ジョーダン並みの得点記録なのにハーデンはなぜ不人気なのか (4ページ目)
12月9日の時点で12勝14敗でウェスタン14位だったロケッツだが、ハーデンが30得点ゲームを続けた過去22戦中16勝を挙げて5位まで急浮上(1月26日時点)。頂点への道を模索してきた孤高のスコアラーは、ほぼ独力でチームを上位に導こうとしている。依然としてウォリアーズを倒せるチームには見えないが、王者の牙城をなんとかして崩すか、あるいはそれに迫ったとき、ハーデンへの称賛は必然的に大きくなる。
おそらく現時点で"リーグ最高級の1オン1プレーヤー"であるハーデンが、今よりさらに上の位置に到達するには、"アンストッパブルなウィナー(勝者)"としての地位を確立することが不可欠。今後それを成し遂げれば、「プレーに面白味がない」という声は静まっていくだろう。1年後に再びニューヨークを訪れる際に、MSGが"ハーデンのガーデン"と呼ばれ、過去にない盛り上がりを見せることになっても不思議ではないのだ。
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