NBA事件簿。キャブスのファイナル完敗は、あの凶運セレブのせい? (7ページ目)

  • 水野光博●文 text by Mizuno Mitsuhiro
  • photo by Getty Images

 しかし、クロエの開くパーティーに夜な夜な足を運んだ結果、才能を開花させることのないまま、わずか3シーズンでNBAを去っている。そんなマキャンツは最近、「クロエと交際していなければ、俺は6000~7000万ドル(約66億~77億円)クラスのプレーヤーになっていた」とこぼしている。

 オドムとの離婚が正式に成立したのは昨年12月だが、その間もクロエは数々の浮き名を流している。そのひとりが、ジェームズ・ハーデン(ヒューストン・ロケッツ/PG)だ。

 2014年、カンファレンス・ファイナルまで進出したロケッツは、翌年さらなる飛躍が期待されていた。しかし、2015年にハーデンとクロエが交際するとチームは不調に陥り、ギリギリ8位でプレーオフに出場。しかも、1回戦で敗退している。

 そして現在、クロエと交際しているのがキャブスのトリスタン・トンプソン(PF)だ。クロエはトンプソンとの結婚を強く望んでいるようだが、レブロンをはじめ多くのチームメイトが結婚に反対しているという。

 ただ、周囲の反対があればあるほど燃えるのか、クロエはキャブスのファイナル第2戦の勝利を願って、自ら焼いたクッキーをSNSにアップ。その試合、キャブスは132-113で大敗を喫している。さらにクロエはファイナル終了後、トンプソンとふたりでバカンスを楽しんでいる写真もSNSにアップしていた。来季が開幕するころも交際を続けている可能性は大だ。

 今季のファイナルでキャブスが負けたのは、「クロエ・カーダシアンの呪い」なのかもしれない......。

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