【NBA】ドラフトの当たり年。「3人の超人ルーキー」に注目! (3ページ目)

  • 水野光博●構成・文 text by Mizuno Mitsuhiro  photo by AFLO

 タウンズは現在、ルーキー2位の平均13.9得点をマーク。平均9.2リバウンドはルーキー2位、リーグ全体でも18位の好成績だ。今年のドラフト時点では、「即戦力のオカフォー、ポテンシャルのタウンズ」という評価がなされていた。しかし、今シーズン早くもタウンズは、そのポテンシャルを開花させそうな勢いである。

 また、オカフォーになくてタウンズにあるのが、偉大なチームメイトの存在だ。ティンバーウルブズにはケビン・ガーネット(PF)、アンドレ・ミラー(PG)といった大ベテランがいる。彼らとともにプレーすることは、間違いなくタウンズの将来に好影響を与えるだろう。

 そんな前評判どおりの活躍を見せるふたりとは対照的に、開幕してからファンの評価を一変させたのが、ドラフト全体4位でニューヨーク・ニックスが指名したラトビア出身の20歳、クリスタプス・ポルジンギス(PF)だ。

 ブルックリンのバークレイズ・センターで行なわれた2015年ドラフト――。ニックスがポルジンギスを指名すると、会場にいたニックスファンからはブーイングが巻き起こった。昨季のニックスは17勝65敗とフランチャイズ史上最悪の惨敗を喫し、気の短いニューヨーカーが欲したのは「即戦力」だったからだ。

 ポルジンギスは身長221センチ、ウィングスパン230センチと、ポテンシャルの高さは間違いないものの、体重が109キロしかなく、「その細すぎる体躯ではNBAに慣れるまで数年を要し、特にディフェンス面で苦戦する」と評されていた。また、エースのカーメロ・アンソニー(SF)も、「ポルジンギスがモノになるまで、2~3年待てって言うのか!」と関係者にグチをこぼしたと伝えられている。

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