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ハミルトン不在の大チャンス。レッドブル・ホンダは今度こそ勝てるか (3ページ目)

  • 米家峰起●取材・文 text by Yoneya Mineoki
  • photo by Boozy

「TD37(予選・決勝シングルモード)の件もあって、4台のパワーユニットを足並み揃えて使っていかなければならなかったり、今季3基目を使っていて(マイレージが)足りなそうな個体もあって、そこで何かがあると困りますから、冒険的なことはやりにくくなっています。以前は"前借り"みたいなこともできましたが、TDのおかげで(パワーユニットを使う)自由度が大きく削がれている感はあります」

 セクター1とセクター3は先週と同じだが、全開で抜けるS字とタイトなシケインのセクター2は未知数。路面コンディションも読めない。

 シミュレーター上では1周54〜55秒のラップタイムが刻まれているといい、一見不利に見えるレイアウトだが、未知の部分も多いだけにどう出るかわからない。

 王者ハミルトン不在のメルセデスAMGに、レッドブル・ホンダはどこまで肉薄できるだろうか。

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