2020.10.27

美人レーシングドライバー小山美姫はストイック。F1という夢に向かう

  • 川原田剛●取材・文 text by Kawarada Tsuyoshi
  • 能登直●写真 photo by Noto Sunao(a presto) 磯貝琢哉●動画 video by Isogai Takuya

速く、美しく、挑戦し続ける女性ドライバーたち 
インタビュー第1回 小山美姫 後編 

近年、世界のモータースポーツを統括する国際自動車連盟(FIA)や自動車メーカーが若手女性ドライバーの育成・発掘に力を入れ始めた。いまだ男性中心の競技ではあるが、サーキットレース、ラリー、ドリフトなどで活躍する女性ドライバーは増加傾向だ。
そこで、国内外のさまざまなカテゴリーで挑戦を続ける日本の女性ドライバーに、モータースポーツにかける思いを聞いた。第1回は、2019年に新設された女性限定のフォーミュラカーレース「Wシリーズ」に日本から唯一参戦した小山美姫をクローズアップした。前編に引き続き、一問一答形式でお届けする。 

前編はこちら>>「日本一速い女・小山美姫。レッドブルの重鎮からの電話で海外参戦を決意」

小山美姫フォトギャラリーはこちら>>


来年のWシリーズでタイトル獲得を目指す小山美姫ーー日本に帰国した後は、どのようなスケジュールで過ごしているのですか? 

小山
 あんまり言いたくないのですが、毎日、ほとんど英語の勉強ですね。細かく言えば、朝4時半ぐらいに起きて、ちょっとストレッチをやって、ご飯を作って食べて、英語の勉強です。グラマー、リーディング、スピーキング、あとオンラインでしている英会話授業を何本かやって、(洋楽の)音楽も聞いて歌えるようにしようかなって(笑)。 

 海外では、シーズンの終わりや始まりなどに交流の場としてよくパーティーが開かれます。スポンサーも含め関係者が数多く集まるので、そこで歌ったりできたらいいなと思います! だから英語の曲を聞きながら歌ったり、トイレに英単語を張り出したり、しっかり習得できるように自分なりにいろんな勉強方法を考えてやっています。

 あとはトレーニングです。レッドブルのトレーナーの方とオンラインを通じて、英語で話しながら、トレーニングを見てもらっていますので、体力と語学力は伸びていると思います。それ以外の空いた時間にはレースの映像を見たり、先輩ドライバーの方々と話をさせていただいたりしています。また、マシンの知識を得るために日本のチームのファクトリーに行ってエンジニアと話したり、シミュレーターで練習したりしています。